アルツハイマーの母を遠方から見守る娘の徒然ブログ

アルツハイマー病と診断された母と遠方から見守る娘の闘いの日々です。

コロナ禍。

ずいぶんと長いことお休みしてしまいました。コロナ禍を言い訳にします… 突然の新型コロナウイルス感染症の流行に翻弄され続け、すでに3年目になりました。 いつになったらこの状況から解放されるのでしょうか…? 海外ではすでにマスクの着用義務もなく、元…

ケアマネージャーさんと…

母が老健施設でお世話になって半年になります。 母はすっかり元気で、顔色もよく頬もふっくらしているほど。 相変わらず認知症の症状は進んでいて、母のベッドの周りや棚、引き出しの中には、トイレットぺーパーを丸めたものや手を拭く紙ナプキンがたくさん…

退院。そして施設へ

入院していた母が退院しました。 入院してから体調も良くなり、薬をしっかり飲めているせいか、攻撃性も落ちついて来ました。 主治医の先生からはすぐにでも退院出来る状態になっている、と説明がありました。 入院先の病院も満床で出来れば早めに退院して欲…

母の入院

母が入院しました。 毎日、担当の介護師さんが母を訪問し、安否確認と服薬補助をしてくれていますが、介護師さんの言うことを母は全く聞きません。 居留守を使うことも多く、介護師さんも対応に苦慮されています。 玄関まで出ても、スゴい剣幕で 「何の用だ…

あれから1年

アルツハイマー型認知症と診断された母との闘いの日々を綴り始めてから1年が経ちました。 あれから、母の状態は悪化の一途を辿っています。どんどん意固地に、頑固に、自分勝手になっていく母。 最近では自分に都合の悪いことを言われると、口をきかなくなり…

介護サービスを拒否し続ける母

ケアマネージャーとの契約が済み、介護サービスを本格的に利用するようになりました。 朝、昼、夕、3回、安否確認と服薬指導をお願いしています。費用は月に1万円弱。介護師さんが母と面接出来なくても、費用は発生してしまいます。 母の拒否反応は相変わら…

介護サービスの利用開始

包括支援センターの担当の方と年末年始の母の様子をお話しする機会がありました。 ゴミ屋敷のような茶の間を片付けようとしたところ、怒りだし殴られたこと、お風呂もまったく入っていないこと、台所は食器で溢れていること、洗面器に下着が水につけて置いて…

大晦日の大喧嘩

年末年始の休みに実家に帰省しました。実家はゴミ屋敷のようなひどい状態で、足の踏み場もありません。何度も「片付けした方がいいんじゃないの?」と、声をかけても、「分かってる。うるさい。明日やる。」と言うばかりで一切片付けようとしません。 大晦日…

服薬管理の難しさ

母は先日、病院で血液検査を受けました。元々コレステロールや血中脂質、尿酸が高く、定期的に検査を受けています。 コレステロールや血中脂質の値は維持していたものの、尿酸値が高く、先生も、見たことのないくらいの値、とのこと。 薬が飲めていない事が…

オレンジチームの訪問

包括支援センターの担当の方から連絡がありました。 先週、オレンジチームで母を訪問してくれたそうです。 玄関なチャイムを鳴らしても、母は出なかったようで、「留守かな」と思ったものの、茶の間の窓から声をかけたら、ようやく玄関を開けたとのこと。 で…

母の記憶

ここのところ朝、晩の薬飲んでね電話をサボりがちです。朝は電話出来ても、夜はなかなか通話ボタンが押せずにいます。この頃は母の機嫌も悪くはないのですが… 週末、休みの日は朝の電話もしないことが多くなりました。 毎日毎日、母のことばかり考え、定期的…

二度目のMRI

先日、2度目のMRIを撮りました。12月から約8か月。脳の状況を確認しました。MRI検査の結果、脳の状況は12月から変化なし、とのことでした。 先生はもう少し悪くなっているか…と思っていたとのこと。良くなることはないけど、症状は進んでいないようでした。 …

優しく出来ない毎日

母がアルツハイマー病と診断されてから、8か月が経ちました。診断された当初はどうしていいか分からず、ただただ不安な毎日でした。どうしたら今の状態を長く保てるか、そればかり考えていました。 薬も欠かさず飲ませなくては‼と必死で、夜中に「薬‼」と、…

おれんじサポートチームえがお 2

お盆休みに入る前、包括支援センターの担当の方から連絡がありました。 おれんじサポートチームえがおの方が何度か実家を訪問して母の様子をみてくれている、との事でした。 一度目は玄関先で断られた事、二度目は話ができた事、母の履いていたズボンの膝が…

おれんじサポートチーム えがお。

先日、包括支援センターの担当の方から提案していただいた「認知症初期集中支援制度」オレンジチームの方との面談がありました。介護福祉士さんと看護師さんが2名でいらっしゃいました。 面談の時間、母は突然シャワーを浴びる、と言い出し、驚きましたが、…

友人の一言。

母の状況を伝えている友人が一人だけいます。いつも私の愚痴に付き合ってくれる大切な大切な友人。友人のご家族も大変な時なのに私の要領を得ない話をいつも聞いてくれます。そして、いつも私を励ましてくれます。 世の中には私なんかより大変な思いをしてい…

ドキドキ…。

車の鍵を取り上げて以来、母の癇癪が続き、朝晩の薬飲んでね電話の時間が近づくと、心臓がドキドキします。嫌なドキドキ…。 今日は電話するのをサボってしまおうか、いやダメ。でも…とスマホに母の番号を表示したまま、通話ボタンを押す事が出来ないで時間だ…

癇癪

車の鍵を取り上げたことに対しての母の怒りは相変わらず。おさまる様子もありません。朝晩の薬飲んでね電話も、最初は「分かった~」と素直に言うものの、電話の後半には必ず、車の話になります。 いつまで車の運転をさせないつもりだ。 絶対に許さない。 生…

車の運転とアルツハイマー病。

母は、昔から運転が好きで、自分は車の運転が上手い、と思っています。私たち子どもから手が離れてからは、パートで宅配弁当の配達をやっていました。誰よりも運転には自信を持っている母。 でも… いくら運転に自信を持っていても、介護認定を受けた今、今ま…

「要介護1」

介護認定の結果が届きました。 「要介護1」 これが母の認定です。 介護度が認定されてもこれからどうしていいのか、どんなサービスを利用できるのか、母は介護サービスの利用を承諾するのか… 介護認定をされてもまだまだ乗り越えないといけない壁がたくさん…

健康診断の結果。

介護認定の面接の数日前、「薬飲んでね電話」をすると、 母の様子がなんだかおかしい事に気がつきました。 「話をしている気分じゃない」と言ってすぐに電話を切ろうとします。 いつもの無意味に機嫌が悪く攻撃的になっているのとはまた違う様子でした。 そ…

介護認定の面接。

包括支援センターに相談に行ってから、約半月。 介護認定の面接の日になりました。 当日、役所の担当者の方と、包括支援センターの担当の方が、 2名で、実家を訪問されました。 「健康調査のお願いに参りました~」 と、担当の方がいらっしいましたが、案の…

包括支援センター

母がアルツハイマー病と診断されてから、私なりに、病気について、認知症について、 介護保険について勉強を始めました。 そこで、見つけたのが「包括支援センター」です。 何をどうしていいのか、右も左も分からない中、すがる思いで相談に行きました。 窓…

「薬飲んでね」電話

2016年12月にアルツハイマー病と診断されてから、 朝食後、夕食後に脳を活性化させる薬を飲む事になりました。 1人では薬を飲む事も出来ない母に、毎朝、毎晩、「薬飲んでね」電話をしています。 母の機嫌が良い時は、 「悪いね。迷惑かけるね。ありがとさ…

始まり。

2016年12月。遠方に一人で暮らす母と週に何度か電話で話をしていたのですが、 なんだか様子がおかしい、と、気がつきました。私:どうしたの?何かあった?母:ん~。別になにも。 ただ、胸にしこりがあって、心配で夜も眠れないんだ。私:病院には行ったの?母…

初めまして。

母がアルツハイマー病と診断されました。これからどうしたらいいのか、 何が出来るのか、途方に暮れる毎日が始まりました。日々の闘いを記録に残そうとブログを始める事にしました。