アルツハイマーの母を遠方から見守る娘の徒然ブログ

アルツハイマー病と診断された母と遠方から見守る娘の闘いの日々です。

「要介護1」

介護認定の結果が届きました。

「要介護1」

これが母の認定です。

 

介護度が認定されてもこれからどうしていいのか、どんなサービスを利用できるのか、母は介護サービスの利用を承諾するのか…

介護認定をされてもまだまだ乗り越えないといけない壁がたくさんあります。

介護認定の結果が出たので、包括支援センターの担当者の方へ、連絡すると今後の対応について、1つ提案を受けました。

それは、「認知症初期集中対応制度」通称「オレンジチーム」の利用です。医師、看護師、ケアマネージャーなどの専門家が、今後の介護サービスの利用について相談の乗ってくれ、適切なサービスの利用が円滑に進むよう手助けしてくれるとの事。

もちろん、この制度の利用を了承しました。

母が素直に介護保険サービスの利用を了解するわけもなく、介護認定を受けたものの、何も利用できずそのままになってしまう可能性もあり、すがるような思いでした。

担当者が決まり次第、母の面接を行うそうです。その際にも「健康調査」の名目で訪問の予定です。

 

介護認定を受け、主治医の先生にも報告しました。

そこで、母にはどんなサービスの利用が良いか聞いてみたところ、先生からは、「デイサービスに行って、お友達をたくさん作って、おしゃべりしたり、歌ったり、脳を使うのが良い。」とのお話を頂きました。

母は「は?デイサービス?」と鼻で笑うようにあからさまに嫌そうな顔をしていました。

母は、デイサービスとは、言葉は悪いですが、「ボケた老人が行くところ」という認識を持っており、自分が通うことになるとはまったく考えていないのです。

 

介護認定を受けたからといっても、何かが変わるわけもなく、利用できるサービスがあるとはいっても、母が受け入れるわけもなく。

これからどうしていけばいいのか…「オレンジチーム」の担当の方にお任せするしかありません。